ゴミ屋敷から脱出できない人の状況と対処方法
ゴミ屋敷から脱出できないのは仕事が忙しいから
普段の仕事が忙しく、掃除をする気力が残っていない方がゴミを溜めてしまうという事はよくある事です。
遅くまで仕事をしている方が、仕事帰りにコンビニで弁当を買い、家で食べて疲れて寝る→翌朝、ゴミを捨てに行く暇がない、、というかゴミもまとまっていない。
そして、休みの日は疲れていて何もする気にならない方が多いようです。
そういった場合、重い腰を上げてしまえば問題を解消できることが多いです。
ゴミをまとめる作業をする休日を決め、週末に飲みに行かず、ゴミ用の袋を数十枚と作業手袋とマスクを購入して帰りましょう。
道具をそろえる事で、わくわく感ややる気がでる効果がありますので、人によっては翌日予定の作業を当日から始めてしまう方もいらっしゃいます。
また休日に作業する場合は、起きたらすぐにシャワーを浴びてしまう事をおすすめします。
これから作業して汗かくのに?と思うかもしれませんが、朝のシャワーはやる気の源です。
体温を上昇させる事で、眠気を覚まし、俺やってるぜ!感を出しながら作業する事でやる気を継続できます。
自分の物と思うと取っておきたくなることがありますが、客観的に、他人の物を処分する感覚でどんどんゴミ袋に詰めましょう。
マンションなどにお住まいで、夜などにゴミをだしても良いところはサッサと出してしまい、部屋のスペースを確保しましょう。
大量にゴミが出た場合、大量のゴミを集積所に出すとトラブルになることがある為、日を分けて出すようにするのも得策です。
自分では処分できない量になってしまった場合は業者に頼むのも一つの手段です。
ゴミ屋敷から脱出できないのは育児が忙しいから
育児が忙しく、掃除に手が回らない人がゴミを溜めてしまう事も良くあります。
食事の用意や洗濯など、生活する中で必ず必要な作業をこなしつつ育児をされている方は非常に多い状況です。
さらにパートなどお仕事をされている方は余計に大変です。
しかし、同じような生活をしていてもゴミを溜めない人の特徴との違いはなんでしょうか?
それは、物が少ない人です。
え?と思われるかもしれませんが、汚部屋にせずに生活している人は余計な物は買わない為、部屋がスッキリしているのです。
汚部屋にしてしまう方の特徴として、物が捨てられないというのが一番分かりやすと思います。
さらに、値段が安いと、つい買ってしまう方やショッピングモールなど少し遠出した際に「せっかく来たから何か買って帰ろう」と考えてしまう方です。
いらないのに買っていませんか?
そういったものが使われずに溜まっていくのです。
また、既にある物が多すぎる場合は断捨離をする事で、床スペースが広くなり掃除がし少なり、実質、掃除の時間が短くなります。
ゴミ屋敷から脱出できないのは極度の面側くさがりだから
極度のめんどくさがりの場合は便利屋など時間単位で作業してくれるサービスを利用すると良いでしょう。
不用品処分業者の場合、作業料にプラスして処分料(運搬費)もかかってきます。
自宅の最寄りの集積所に出せる時間帯に来てもらい、作業をして頂くのも良いかと思います。
ゴミ屋敷から脱出できないのは、ゴミ捨てに行くのが恥ずかしいから
ゴミ捨てに行くのが恥ずかしい、近所の人に見られたくないという人は結構いらっしゃいます。
そういった場合は便利屋の利用がおすすめです。
便利屋の場合、代わりにゴミ出しをして頂く事もできますし、集積所にゴミを出すのが嫌な場合、処分場で処分してきてもらう事も可能です。
事前に事情を説明しておけば、臨機応変に対応して頂けるでしょう。
ゴミ屋敷から脱出できない人は、分別方法が分からず溜め込んでしまう人
ゴミの分別方法が分からず、どうすることもできず溜め込んでしまう方は結構いらっしゃいます。
今は、ホームページに親切に記載されている時代です。
お住まいの役所のゴミ担当の課のホームページみると良いでしょう。
地域ごとでルールは変わってきますが、分別が必須と思っていた物でも、「できれば分別してね」という内容の物だったという事があります。
内容をよく確認する事で、気持ちも楽になりゴミ出しをする事ができると思います。
ゴミ屋敷から脱出できない人は、精神疾患などを患っている人
精神疾患を患っており、自分で片付けが難しい方で、ゴミが多い方は回収業者を依頼すると良いでしょう。
また、ゴミの量が少ない状態の場合は便利屋などをうまく利用し、時間単位の料金でゴミ出しをして頂くなどの方が安くあがることもあります。
ゴミ屋敷から脱出できない人は、育った環境がゴミ屋敷
育った環境がゴミ屋敷の場合などは、その環境が一番落ち着くという状態になってしまている可能性があります。
これじゃだめだ!と思って、掃除をしても、いつの間にかまたゴミ屋敷に戻ってしまっているなどの場合、ホメオスタシスが発動しているかもしれません。
ホメオスタシスとは一定状況を保とうとする力で、簡単に言いますと【心地良い状態】を指します。
長年のゴミ屋敷生活で、ゴミ屋敷生活が自分にとって心地よいという意識が刻まれてしまっている可能性があります。
それを変えるには、簡単に言いますと慣れが必要です。
どうすればいいかというと、キレイな部屋の状態を3か月以上続け、キレイな部屋での生活が心地よい状態と意識の上書きが必要になります。
最初はとても大変な事ですが、ホメオスタシスがキレイな部屋の状態が心地よいと感じる状態まで持っていけば、明るい未来がまってます。