始めるタイミング・時期

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遺品整理に着手するいつから?タイミングや時期

 

遺品整理を始めるタイミングは、ご家庭の事情によります。

いつまでにやらなければいけないという決まり特にはありません。

ほかの人はどうしてる?みんないつからはじめてるの?と思われると思いますので、一般的な事例をいくつか紹介いたします。

 

相続税の手続き期限前までに遺品整理

 

相続手続き画像

 

相続税の申告は、基本的に相続開始を知った日の翌日から10か月以内に行う必要があります。

そのため、遺産分与などで相続した資産がある場合で、遺品整理でかかった費用などの経費として計算し申告する必要がある場合は、その期限内に行なう必要があります。

期限を過ぎてしまわぬよう注意しましょう。

 

四十九日のタイミングで遺品整理

 

四十九日画像

 

先ほどの相続税の関係もあり、四十九日を迎えた段階で遺品整理を始める家も多いようです。

四十九日の集まりは、形見分けについてや遺品整理方法(自己作業または業者依頼)などについてのお話ができる機会となります。

遺品整理はご自身で行えば作業時間が発生し、業者に依頼すれば作業料金が発生いたしますので、相続人全員が集まった機会に話合うのが良いでしょう。

誰がやるか、費用はどうするかなど、後々トラブルにならないよう取り決めをしておくのが賢明です。

相続人の数が多い場合、四十九日の機会を逃すと一人ひとり連絡をし、回答を得る必要があります。

すぐに回答して頂ければよいですが、なかなか回答しれくれない人がいると、何も決まらないまま、時間だけが過ぎてしまいます。

 

葬儀後のタイミングで遺品整理

 

葬儀画像

 

相続人が少ない場合や、家族の意向、被相続人の意向により、葬儀後すぐに遺品整理を行う場合もあります。

比較的、物が少なめの家の場合はこのパターンが多いようです。

また、賃貸物件などを借りている場合も、家賃や光熱費が発生いする関係で、早い段階で遺品整理を行う事が多いようです。

賃貸物件を借りたまま2~3か月掛けてご自身で遺品整理(片付け処分)を行うような予定であれば、その家賃や光熱費分のお金で業者に依頼してしまった方が良い場合もあります。

 

故人との思い出、気持ちの整理がついたタイミングで遺品整理

 

思い出画像

 

故人との思い出を想い、数年間遺品整理ができない場合もございます。気持の整理がつくまで待つのも一つの方法です。

故人の意向があればそれに沿うのも良いかもしれません。

 

遺品整理の期限がない場合はいつがおすすめ?

作業を行う時季のおすすめはズバリ、春と秋です。

季節ごとの状況をご案内いたします。

春の遺品整理

 

春は、気候的にも作業しやすい季節となります。

特に3月~5月は着る洋服で気候に対応できますので作業しやすい印象です。

しかし、夏が近づくにつれ、虫やヘビなどの害虫が元気になってきますので注意しましょう。

また、ゴミ処理場などが休みになる場合がありますので、事前にお住まいの地域の役所や処理場のホームページで確認したり、電話で確認する必要があります。

遺品整理業者に依頼する場合も、ゴールデンウィークになると休みになる業者がありますので注意しましょう。

 

夏の遺品整理

 

夏画像

 

夏の遺品整理は気温が上がり、とても過酷な作業になります。

熱中症になってしまう可能性もありますので、注意が必要です。

休息や、水分補給をこまめに行いながら作業しましょう。

また、汗により埃が体に付着しますし、暑いのでマスクをするのが結構つらいところです。

日陰や夕方などは蚊も飛んでおりますので、蚊取り線香や超音波で蚊を寄せ付けない機器などを使用するなどの対策を取りましょう。

超音波の害虫除け機器は携帯用もありますが、室内であればコンセント式が強力で効果がありました。

 

戸建などで、家の周りにも物が沢山あり、それを整理しなくてはいけない場合はヘビやムカデ・蜂などの害虫に注意が必要です。

特に、田んぼや川が近い場所ですとマムシやヤマカガシなどの毒蛇も住んでおります、

コンクリートブロックや物干し竿の土台などを動かすとムカデも居ますので、持ち上げる際に安易に手を入れると刺されることがあります。

庭の草刈りや、植木の剪定をする場合はアシナガバチやスズメバチがいることがありますので、やはり注意が必要です。

スズメバチは、【土の中】や【枯れた木の根】や【U字溝】の中に巣を作ることがありますので、刈り払い機で草を刈っている際に誤って刺激してしまう事があります

飛んでいるところを見かけた場合は注意しましょう。

命にかかわる事ですので、場合によっては専門の駆除業者に依頼するのも検討されるとよいでしょう。

 

秋の遺品整理

 

秋は10月頃から気温も落ち着き、作業がし易くなります。

地域によってはまだ蚊が飛んでおりますので、対策をとる事をおススメ致します。

まだ暑さも残っておりますので、こまめな水分補給は必要です。

日が暮れるのが早くなってきますので、スケジュール管理が重要になってまいます。

 

冬の遺品整理

 

冬の遺品整理は寒さ対策が必要です。

ちなみに寒さの対策で、お勧めできる格好はダウンジャケットで作業です。

リサイクルショップやインターネットで激安のダウンジャケットを買ってくれば、汚れてもよい使い捨てとして使うこともできます。

ダウンジャケットは軽くて動きやすく温かいためとても重宝いたします。

合わせて防寒のズボンもあるといいでしょう。

靴下やインナーはユニクロのヒートテックがおススメです。

また、最近ではワークマンの作業着が機能性がよく使いのでこちらでネット注文などでそろえてしまうのもよいと思います。

 

寒いからと窓を閉め切って作業する場合、ホコリがたちますので、適度に喚起をしないと体を悪くします。

どうしても窓を閉めたまま作業する場合、防塵マスクの着用をおススメいたします。

普通のマスクで作業した日は鼻をほじると、ティッシュが真っ黒になりましたが、防塵マスクで作業した日は鼻の中はキレイでした。

かなりの違いがありますのでおすすめします。

冬の作業の良い点は、戸建などで家の周りの片づけがある場合、草が枯れている為、作業しやすい点です。

また、ヘビ・ムカデ・ハチなどの害虫もおらず安心して作業できます。

日が出ている時間が短いため、スケジュール調整が必要です。

 

 

 

 

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