片付け事前準備

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遺品整理の片付けを自分でするための準備

遺品整理の片付けは思ったよりも時間と体力が必要となる作業です。

費用を押さえても時間がかかりすぎては意味がありません。

遺品整理の片付けを円滑に行うために必要な時間管理方法や、必要な手配を案内致します。

実際に作業するまでに気を付けておきたいことをまとめました。

まずは、本当に自分でやった方が良いのかどうかを確認する為に、自分で作業した場合にいくら掛かるかを計算してみます。

あまりに経費や日数がかかるようでしたら、業者に依頼した方が良いかもしれません。

どのように計算したらよいか分からない方の為に、比較用の記入シートを作っておきましたので、プリントアウト(印刷)してご利用ください。

セルフ・業者比較表

セルフ・業者比較表見本

複数業者から見積もりを取ってみて、ご自身で作業した場合と比べてみると良いでしょう。

こちらのページ 相見積をしてみよう! に効率的な見積もりの取り方を書いておきました。

 

遺品整理の作業時間(作業予定日数)の計算準備

時計画像

遺品整理の片付けは自分で見積もった作業時間(日数)の1.5倍くらいかかると思った方が良いでしょう。

また、一人で作業する場合や慣れていない場合、「さて、何からやろうか?」と思ったまま1日何も出来ない方もかなりいらっしゃいます。

では、どうすれば良いかというと、簡単でいいので作業工程表を作成するのがよいでしょう。

工程表を作ってしまえば、あとはそれ通りに動けばいいので、迷いも少なく作業する事が出来ます。

遺品整理の片付けでの主な作業は

  • 形見分け
  • 売れる物を売る
  • 不用品を整理(処分)する

となります。

現場により状況がまちまちですので、この順番は入れ替わることがあります。

不用品処分をしながら形見分けする品や売れる物をとっておく方もいらっしゃしますし、最初に買取業者を呼んでしまい、残った物を整理する方もいらっしゃいます。

お勧めとしては、はじめに形見など必要な物を分けておき、残りを買取業者に見てもらい、最後に不用品を整理する流れが一番スムーズかと思われます。

片付け場所が実家などで、片付け後は、人が住まなくなる場合(空き家になる場合)や、賃貸契約を利用されていて退去する場合は公共料金の解約手続きも必要となります。

また、賃貸の場合は不動産会社へ賃貸の解約の手続きも必要となります。

そういった内容をすべて書き出し、作業工程表を作成しておけば、必要な作業日数がわかり、スムーズな遺品整理が出来るでしょう。

 

遺品整理で使う作業道具の準備

工具画像

遺品整理作業を円滑に行うためには、作業前に道具をそろえておくことが大切です。

何も準備せず、必要になった都度、買いに行くのは時間のロスになります。

片付けに必要な道具と掛かる費用の方で、必要な道具について書いておりますので、確認してみてください。

 

ゴミ処理場へ持ち込みする前の確認

 

ゴミ処理場へゴミを持ち込みする場合、持ち込みのルールがないか確認が必要です。

基本的な確認事項は

  • 段ボールは分別するか
  • 衣類は分別するか
  • 発泡スチロールは分別するか
  • 瓶・缶は分別するか
  • 粗大ゴミは持ち込みしてよいか
  • 小型家電は持ち込みしてよいか

は確認しておいた方が良いと思います。

 

遺品整理で、故人が一人暮らしだった場合の準備

 

実家など持ち家の場合

家画像

故人が一人暮らしで亡くなった後に空き家になってしまう場合、遺品整理後は公共料金をとめておくのが一般的です。

使わないくても基本料金はかかってきますので、年単位で考えると結構な金額になります。

片付け作業前に水道をとめてしまうとトイレがつかえなくなりますので、注意が必要です。

電気と水道はよく考えてから手続きしましょう。

賃貸の場合

アパート画像

故人が賃貸にお住まいだった場合は公共料金の解約以外にも賃貸契約の解約が必要になります。

遺品整理の期間などを計算し少々余裕をもって退出日を決めるようにしましょう。

片付け作業前に水道をとめてしまうとトイレがつかえなくなりますので、注意が必要です。

電気と水道はよく考えてから手続きしましょう。

 

主な公共料金をとめる連絡

公共料金画像

  • 電気
  • ガス
  • 水道
  • 電話
  • NHK
  • インターネット

遺品整理にともなった買取業者の手配準備

 

買取業画像

 

遺品整理で出た品物を出張買取してもらう場合は、事前に見に来てもらう日を決めておく必要があります。

地域によっては即日対応の業者も増えてきましたが、連絡をした日から2週間後くらい後の対応になる業者がまだ沢山あります。

その為、なるべく早めにアポイントを取っておいた方が無難です。

どのような遺品があるか分からない場合は、初日にある程度確認してから依頼するか、総合買取業者へ依頼するのも良いでしょう。

買取業者の色々

 

リサイクル家電の処分予約

 

リサイクル家電は、基本的に、ゴミ処理場などに持ち込みしても受け取ってもらえません。

地域によっては、持ち込みできるところもあるかもしませんが、ほとんどの市町村では、電気屋さんなどに委託しております。

その為、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンなどを捨てる場合、大手家電量販店などに連絡して、引取りに来て頂く必要があります。

連絡から2週間後以降に引取りと言われる事がありますので、早めに連絡して予約をしておく必要があります。

 

レンタカーの予約

 

3月の引越し時期や年末の大掃除の時期をはじめ、土日などもトラックの予約が取りづらくなります。

また、7月も引越しが多いので注意が必要です。

普通乗用車に比べ、トラックは用意されている台数が少ないのも予約が取りずらい原因となります。

また、価格帯のせいか、軽トラックや1tトラックなどから予約が埋まる事が多く、2t車しか空いていないなんて事もあります。

軽トラックで十分と考えていた方が2t車を借りてしまうと、その分費用がかさみます。

そういったこともふまえ、早めに予約しておくことが得策です。

 

まとめ

事前準備は遺品整理の片付け作業では肝となる部分です。

ここを怠ってしまうと、スケジュールがどんどん後ろ倒しになってしまいます。

事前準備に関しましてもチェックシートを作成しましたので、宜しければ印刷してご利用ください。

遺品整理事前手配シート

では、次に、実際に作業をどのように行うのかを見ていきましょう。

 

遺品整理の作業の順番と方法

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